代表略歴
ゆう税理士事務所 代表税理士
小林 優子
出身 | 京都府 |
---|---|
資格 | 近畿税理士会(登録番号:115999) 政治資金監査人(登録番号:4999) 経営革新等支援機関(認定支援機関ID:103128000301) |
座右の銘 |
書道家 山本美佐子 書 |
趣味 | 旅行、ピアノ、面談(話すこと)、グルメ |
所属等 | 近畿税理士会神戸支部 学校法人中内学園評議員(2020-現職) 神戸市会事務局(-2022任期満了退任) 公益財団法人神戸市産業振興財団経営技術等専門家(2024任期満了) 創業手帳提携パートナー(兵庫県担当) 神戸商工会議所会員・エキスパートバンク BMフランチャイズ優良ビジネスコンサルタント ひょうご産業活性化センター経営専門家派遣事業 |
経歴 | 2000年 岡三証券入社 2001年 社長新人賞受賞 2005年 老舗税理士事務所 勤務 2008年 コンサルティング型税理士事務所 勤務 2010年 税理士登録 2013年 税理士法人移行 社員税理士 2015年 ゆう税理士事務所 開業 |
『笑顔で厳しいことを言ってくれる』
⇨”いいこと”は早く、”いいことではないこと”はより速く伝える。タイミングや説明の順序、気配り、前向きに捉えて一緒に取り組むために、”伝え方”は特に意識しています。その1つに”笑顔”を大切にしています。税理士は経営者の一番のパートナーです。前向きな気持ちを持ち続け、伝染させることも使命と考えています。
『女性の税理士さんで話しやすかった』
「相談内容、契約や金額面から世間話まで聞きやすい」
⇨税理士は敷居が高い(偉そう)というイメージを持たれているお客様もいます。そこで”話しやすい環境づくり”を意識しています。ゆっくり丁寧に話す、理解頂けたか確認する、後日質問しやすいようにフォローなどに取り組んでいます。
『税理士さんの中ではエネルギッシュで親近感を感じる』
「行動が速く、しっかり管理してくれている」
「テキパキ提案され、お尻を叩かれているような(笑)」
⇨経営者の仕事は多岐に渡り、税理士が関与する部分はその一部に過ぎません。ですが、期日のある法的手続き、資金・利益計画など経営の基幹業務が多くあります。事業の成長のため積極的にアプローチします。
スタッフにお子様が産まれました。これまでもスタッフのご家族とも親睦がありましたが、新しい命の誕生を受けて事務所を運営していてよかったと思えた瞬間でもありました。安心して育児ができる、働くことができる場所となれるよう引き続き取り組みます。
有料相談のお客様から自身がお気に入りのパン屋さんのパンをたくさん頂戴しました。後日お礼のお手紙を送ると、ご丁寧にお返事まで。また、コロナ禍による緊急事態宣言中にお電話でご対応したお客様からは、当時貴重だった衛生用品に手作りの電話メモ帳まで。心温まるお気遣いは私の仕事の遣り甲斐であり活力になります。
事務所通信として「ゆう通信」を発行していました。同封の「ななめの字」についての、感想をメール・手紙で頂けくことも。過去には、ビジネス雑誌に紹介されたり、講座テキストの使用許諾の問い合わせも。コロナ後止まっているで復活させたいです。
創業に向けて相談を受けたお客様から数年後に事業をスタートさせ訪ねてきてくれることがあります。弊社は不必要な契約は結びません。1回限りの繋がりで、数年後連絡があった時の喜びは何にも変えられません。
2019年からインターン生を受け入れています。卒業したインターン生から「休みに神戸に戻るので事務所に顔を出したい」「今度有給とっていきまーす」と連絡があります。卒業式の後訪問してくれたり ”第二の実家”などとても嬉しい言葉も。人のつながりは何にもかえられない宝物です。
税理士としての思い
ゆう税理士事務所の特徴に、定期的な面談と記帳の指導・監査の徹底が挙げられます。早いレスポンス、多いコンタクトから、他の税理士事務所より深い関係を構築します。これらの取り組みは小林の税に関する過去の経験が起因しています。
小林の考える税理士の使命とは?税理士事務所と顧問先との関係とは?税理士のあるべき姿について語ります。
納税から始まるもしもの世界
税は正しく納める義務があります。では、正しく納めなかったらどうなるのか?義務だからこそ、そもそもタブーの”もしも”の世界。そして、タブーの先に見えてくる税との共存。この話する時、いつも思い出すことがあります。
飛び込んできた依頼人
1本の電話がありました。「マルサに追われている、助けてほしい」何ヶ所か税理士事務所に電話をしたそうですが全部断られたようでした。正直迷いましたが職業人として引き受けました。受任後すぐ、事務所に5、6人ほどの国税局の職員が詰め掛けて来て、その場で契約を済ませて話を進めていきました。もし、私が受任しなければ逮捕も視野にあったようでした。
国税局とのやりとり
数ヶ月をかけて、事実を確認し、国税局とすり合わせをしていきます。先方は正論で、とても厳しい主張をします。当方は押される立場ではありましたがその中で主張すべきことを主張します。本件は、結果的に当初の税額の半分ほどで決着した記憶があります。ニュースでは調査を受け、追徴税を払うことになった・・・で終わりますが、"もしも"の世界はここから始まります。
税務調査の影響(資金面)
納税は過去数年分の税金を短期間で払うため相当CFが圧迫されます。同時に今の税金を払うことも続けないといけません。融資も納税資金で借りることは難しく、CF面で袋小路に陥りがちです。そして、大きな取引先がある会社やライセンスを受けて仕事をしている事業では、ステイクスホルダーに影響が出る場合があります。納税証明が必要な公的業務を生業とする事業者は参加が厳しいところもあるでしょう。
税務調査の影響(社会面)
その結果、お客様、従業員・家族、協力会社・下請け会社、社会に影響を与えてしまいます。自身だけでなく、周りの未来にまで影響を与えかねません。当事者も眠れない・体調を崩す場合も少なくありません。事業活動における大切なこと、それは事業を継続させ発展させることです。上記の事例では大変困難です。なぜなら、発展の根幹に不可欠な社会的信用を傷つけてしまったからです。お金だけでは済まされないペナルティです。元に戻すだけでも、大変な努力と覚悟と時間が必要になります。
税と税理士の在り方
税金を正しく納めないと社会的信用を損なう。正しいですが、ネガティブで私は好きではありません。毛嫌いされがちな税とどうすれば上手く付き合っていけるか。この件をキッカケに税理士の使命とは?最も経営者に近い存在である我々は、どう立ち振る舞うことが正しいのだろうか?頭の片隅に疑問を持ちながら業務を執るようになります。その後数年経ちいつ頃からか「税と向き合うことが信用を守ることに繋がる。」から「税と向き合うことが信用を高めることに繋がる。」と、税をポジティブに見ている自分に気づきました。税金をたくさん払いましょうとか、税金をたくさん払うことが信用に繋がるとかではないので安心してください笑
税務調査の影響(資金面)
納税は過去数年分の税金を短期間で払うため相当CFが圧迫されます。同時に今の税金を払うことも続けないといけません。融資も納税資金で借りることは難しく、CF面で袋小路に陥りがちです。そして、大きな取引先がある会社やライセンスを受けて仕事をしている事業では、ステイクスホルダーに影響が出る場合があります。納税証明が必要な公的業務を生業とする事業者は参加が厳しいところもあるでしょう。
税務調査の影響(社会面)
その結果、お客様、従業員・家族、協力会社・下請け会社、社会に影響を与えてしまいます。自身だけでなく、周りの未来にまで影響を与えかねません。当事者も眠れない・体調を崩す場合も少なくありません。事業活動における大切なこと、それは事業を継続させ発展させることです。上記の事例では大変困難です。なぜなら、発展の根幹に不可欠な社会的信用を傷つけてしまったからです。お金だけでは済まされないペナルティです。元に戻すだけでも、大変な努力と覚悟と時間が必要になります。
税と税理士の在り方
税金を正しく納めないと社会的信用を損なう。正しいですが、ネガティブで私は好きではありません。毛嫌いされがちな税とどうすれば上手く付き合っていけるか。この件をキッカケに税理士の使命とは?最も経営者に近い存在である我々は、どう立ち振る舞うことが正しいのだろうか?頭の片隅に疑問を持ちながら業務を執るようになります。その後数年経ちいつ頃からか「税と向き合うことが信用を守ることに繋がる。」から「税と向き合うことが信用を高めることに繋がる。」と、税をポジティブに見ている自分に気づきました。税金をたくさん払いましょうとか、税金をたくさん払うことが信用に繋がるとかではないので安心してください笑
税制と社会的価値
税理士の使命は「税理士は、税務に関する専門家として、独立した公正な立場において、申告納税制度の理念にそつて、納税義務者の信頼にこたえ、租税に関する法令に規定された納税義務の適正な実現を図ることを使命とする。」と税理士法第一条に規定されています。一見つまらなさそうな条文にみえますが、見る角度を変えてみると意味合いは変わります。どうすれば社会的信用を守れるのか?高めることができるのかのヒントがあります。
税と会社の価値
事業の価値を守り、高めるため、真摯に税と向き合う。税と上手く付き合っていくと、月次単位で数字を見ることが習慣化し、数字を改善するため現場をカイゼンすることが可能になります。事前に利益が見えてくると税に対してよりアクティブに行動をとることも可能です。結果的に事業資産を手に入れたり、いわゆる節税的な対処が可能な期間が確保でき、納税額を当初より抑える行動にもつながります。その結果、資産や資本が厚くなり、より良く会社が発展する場合も多いのです。納税の義務を果たし成長する事業。事業は長く続きます。だからこそこの両輪の関係は大切にした方がいいと考えています。
税を(道具に)使う
私は税理士なので税を入り口にしていますが、税だけが・税でなければというわけではありません。他の財務指標でも問題ないと思います。大切なことは、広く認識が共通化された基盤を基準に継続して探ることが可能か否か、正しい形を知り目指すことができるか否かだと思います。
入り口があると、資金調達や節税対策、月次決算など、事業者が取り組みたいが敷居の高さを感じる個々に見えるこれらも、線上の1つの点に見えてきます。どれも経営を高める上で必要なものですが、個別の存在ではなく、深層で繋がっているです。
税を道具に使うメリット
税が他の指標より優れている点は、他の財務指標を使うとその後に税を考える必要があり、手間が増えてしまいます。税務会計の多い中小企業では寄り道になってしまいます。寄り道を通り道にするには、納税の仕組みを通じて経営の骨組みを診て整えるのが一番です。変化の速い現代、そこには一石二鳥以上の価値があります。税と向き合うことで効率的に信用を高めることが可能なのです。
税理士の数だけ見え方がある
このお話は私の個人的な考えです。煩わしく面倒くさいと思われる方もいるはずです。ですが、全国には8万人の税理士、数万の税理士事務所があります。こんな税理士事務所が1つくらいあってもいいのかなと。事業者から見ると税理士の数だけ選択肢がある方が良いと思っています。実際、弊社のお客さまを見ていても、スタッフからこまめにコンタクトを取るので、マラソンでいうペースメーカーのポジションのようになっており、安心して事業に集中されている方が目立ちます。大変嬉しいです。
税と向き合う
きっと、選べる道は多く人それぞれ。近道も裏技も無いはずです。正しい方向に小さな努力を積み重ね、1段ずつ登るしか無いと思います。楽な道ばかりでも無いはずです、泥臭く足掻く時も、静かに耐える時もあると思います。それでも登るのは夢や信念が原動力になっているからです、その道標のお力になれれば幸いという気持ちです。未来を創るために、税と向き合い、共に足を進めましょう。